スミレ過去

一応大陸組の主人公。

現在住んでいる町に来るまでの記憶が全くないが、実は元人間で特殊な方法を使ってこの世界に来た。 

人間だった頃のスミレは暗くて地味で友達がいなかった。別に嫌われてはないけど好かれてもないタイプ。
そんなある日、スミレは一匹のポケモンと出会う。そしてスミレにとっての初めての友達になる。
周りには「友達がポケモンしかいない子」として後ろ指を指されたけど、スミレにとってはどうでもいいことだった。その友達がいれば、周りのことなんて気にならなかった。
しかし、ある事故でそのポケモンが別の世界に飛ばされてしまう。ポケモンがいなくなってしまう直前に「絶対会いに行くから」と誓う。

そうしていろいろ調べ始めたスミレだったけど、あまりに非現実的なことに周りの目は冷たくなるばかりだった。唯一の友達もいなくなってしまったスミレには周りの視線や言葉が痛くて耐えられなくなってくる。

そしてポケモンがいなくなってしまってから何年も経ったある日、スミレは高い崖から飛び降りて死んでしまおうとする。
しかし運が良かったのか悪かったのか、枝の多い木の上に落ち、軽い怪我だけで済んだ。
スミレが落ちたのは人の手がまったく行き届いてない森だった。歩いて行くと古い神殿のようなものを見つけ、興味本意でそこに入っていく。
そうして気が付いた時には、ポケモンになって倒れていた。その時に人間だった時の記憶も無くした。

スミレと友達だったポケモンとは途中で出会うが、スミレは気付かない。向こうは気付いている。