尚過去

元々は遠くの地方の生まれ。人見知りを直したいと、17の時にカントーに上京する。
しかし極度の人見知りがそう簡単に直る訳もなく、一人の友達も作れないまま過ごしていた。

そんなある日、買い物の帰りに迷子になっていた弓槻と出会う。極度の人見知りな尚だが、自分よりもおどおどしていた弓槻に対しては他よりは普通に話しかけることができた。
弓槻を道案内をしてあげると、リーダーらしき人に仲間にならないかと誘われた。大勢の知らない人にビクビクしつつも、人見知りを直すいい機会だと思い承諾。メンバーになれるまではあまり喋らなかったしビクビクしていたので、他のメンバーからは最初大人しい人だと思われていた。


加入当初から同性で同い年の圭といることが多かったが、初めの頃は圭が怖くて仕方なかった。しかししばらく一緒に過ごす間に、同い年なのに何にも物怖じせず、自分をしっかり持っている圭のことを尊敬の眼差しで見るようになる。
メンバーの中で一番圭のことをよく見ていて、圭が弓槻のことを好きになってもその異変に気付くのは尚だけ。ただ、圭が拓哉をあそこまで尊敬していることだけはどうしても理解できない。すっかり仲良くなった今でも圭のことは尊敬しているが、照れくさいので表には出さないようにしている。

千枝とは趣味やノリが合う。姉弟的な存在。
礼子のことは最初怖かったが、話していく内に感情を出すのが苦手なだけだと気付き、今では普通に話している。